そういえばあの日も、雨降りだったような気がします。

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クラブのフロアの隅っこで、

相方が声をかけてきてくれたのが、

もう21年前。

 

うむ、人生の半分じゃないか。

というか、もうすぐ四半世紀じゃないか。

 

 

桜が滲んでいます。

そういえばあの日も、雨降りだったような気がします。

 

ほら、このシメサバだって十分美味しいやないの。

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リッツ・カールトンのフレンチ行きたい。

帝国ホテルの鉄板焼行きたい。

インターコンチネンタルでもいいよ。

 

という僕の提案はことごとく却下。

 

相方:「どこにそんな金があるねんっ!!!」

 

記念日を迎えるにあたって、

こんなときこそ豪華にいきたい僕と、節約志向の相方とのせめぎあい。

 

一見、相方のほうが正義のように見えますが、

僕としては、相方がゲイバーで散財するのを何回か我慢すれば、

そのくらいの用立てはできるはずで、

ゲイバーには金を出せるけれども、僕には金出せんってことかい!

という言い分があるわけですが、

 

「それとこれとは話がちがう」と取り合ってもらえず、

「ほら、このシメサバだって十分美味しいやないの、なにもリッツとか行かんでもさあ」

とたしなめられ、

 

そんなこんなで、来週、22年目に突入します。

 

 

ごめん。

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年度はじめで、

最近いつも家に帰るのが遅くてごめん。

休みの日に父親の病院に行って、

ずっといなくてごめん。

洗濯とか掃除とか全部させちゃってごめん。

 

やっと一緒にごはん食べられたのに、

疲れた顔しててごめん。

 

相方に謝りたいことが、いっぱいある。