なんや、このところ、
相方とぎょうさん飲んで食べてるせいで、
ジムで体脂肪を測ったら、20越えててビビりました。
僕:「一人暮らしのときはこんなことなかったのにぃ!」
相方:「いやいや、歳のせいやろ」
Once I Was A Cat - Suffer City
洗濯物を右向きに掛ければ僕で、左向きが相方。
出かけるときリビングのドアを開けて出るのが僕で、閉めて出るのが相方。
テレビのリモコンをテーブルに置くのが僕で、床に置くのが相方。
「あ、帰って来てたんだ」なんて、
おちゃのこさいさい、すぐわかる。
細々とした不幸が続いて、
完膚ナキマデうちのめされているこの頃。
職場では理不尽なことでこっぴどく叱られるわ、
携帯落としてお陀仏やわ、
その他諸々、ひとつひとつは、
全然たいしたことないのやけれど、
それが一気にきたからダメージがただの足し算やなくなって、
ああ、神様仏様、俺が何したっちゅうねんな。
でもまあ相方さん、えらいもんで、
こういう苛立ってるときの、
僕への接し方を完全マスターしており、
この上なく優しいのやけれど基本近づかないという、
絶妙なバランスで身をかわしていらっしゃるのです。
流石、わが夫。
チキショウとお互いの誕生日を嘆きつつ、
寿司屋で乾杯する週末。
出会った頃はキラキラの学生だったふたりも、
とうてい誕生日を笑えない歳になりました。
いや、見た目が老けることに抵抗はないんです。
今さらモテたいともさらさら思わないし。
そんなことはどうだっていい。
そんなことより、冷静に考えて、
あとどれくらい一緒にいられるのだろうと、
そっちのほうが気になります。
いくつまで生きられるかわからないけれど、
少し上の世代の訃報がぽつりぽつりと増え始めた昨今、
終わりから逆算すれば、
むむっ、思ったよりも残された時間は多くないぞ!
という圧倒的な焦燥感。
またひとつ歳をとった今、
そういうのを全身で感じている次第です。
というわけで、
残されたふたりの限りある時間、
もっと大切にしておけばよかったと、
後悔しないように過ごしてゆきたいと思っています。
西川きよし・ヘレンご夫妻のたまわく、
夫婦生活を長く続ける秘訣は、
①一緒に風呂に入ることと、
②手を繋いで寝ること、なんやそうです。
相方さん情報なので、
ご当人たちがホンマにそう言うたかどうかは知りませんが。
で、僕らをかえりみてみます。
まず風呂ですが、
10年前は毎日一緒に入ってました。
確かに一緒に風呂に入ると、
仕事の悩みや相手への不平不満といった、
普段、話しづらいことをさらっと話せたりします。
テレビやネットもないので会話に集中できますしね。
今は一緒に風呂に入るというのはしてませんが、
毎週末、一緒に居酒屋で飲んでるので、
それが代替になっているかもしれません。
そして、手を繋いで寝るというのは、
恥ずかしい話ですが、
おっさんになった今でもずっと続いています。
要は、「会話」と「スキンシップ」ということでしょうか。
さすがキー坊はエエこと言うナァと、
相方さんとふたりで感心しておった次第です。