なんか、人生のひととおりのことは経験してしまって、 物語が終わったあとのエピローグをだらだらと生きているような。 ふと、そんな感覚に襲われる、ひとりの夜。
引越した頃に買ったゴムの木が、 ずいぶんと大きくなった。 ずっと遠距離だった僕らも、 引越してこのかた、 今では一緒にいることが日常になり、 最初の頃のような特別感もなくなった。 少しだけ会話が減ったかな。 なんか、本物の家族みたいに。 「醤油と…
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