さあて、3日目!いよいよ奥穂の山頂をめざします!
画像右上の一番高いのが奥穂。
うーんまだまだ遠いなあ…
涸沢カールの右端の緑地帯から高度を上げていきます。
そんで、雪渓沿いのガレ場を延々登ります。
いやあ、それにしてもいい天気。
風が冷たくてめちゃくちゃ気持ちいいです。
僕「そろそろ休憩せん?」
相方「だーめ ( ̄^ ̄)」
小さくてわかりづらいですが、シナノキンバイ咲き乱れ!
ザイテングラート(真ん中のポッコリしてるヤツ)の取りつきまで来ました!
ここから岩稜帯が続きます!
一応クサリ場と梯子があるんですが、そんなに怖くないです。
(でも、ここで滑落事故が多発してるらしいです!行かれる方は気をつけて!)
上りにめっぽう弱い僕です、相方に呆れられるほどに。
相方「小学生に負けとるやないの」
僕「ふんっ」
穂高岳山荘に到着♪
画像右下、涸沢ヒュッテが小さく見えます。
「ワア、めっちゃ登ってきたなあ」
さあ、ここからが本番。
奥穂名物、穂高岳山荘横の急峻。
鎖と梯子を頼りに岩にしがみついて登っていきます。
「ひょえ~、ここ怖えぇ~」
「股間がキュッてなるよね、キュッって」
奥穂の先っちょが見えてきました!
でもこのとおり、いきなりガスってきました…
向こうに見えるドーム型の岩稜がジャンダルム。
てっぺんに人がいますね、どうやってあそこに登るんだろ?
奥穂山頂に到着!!どうよ、この達成感!!
生憎、眺めは視界ゼロですが、頑張ってよかったねっつーて。
穂高岳山荘に戻ってきました。
今日はここで宿泊します。
「のわあ!腹減った~!!」つーて、山荘で味噌ラーメン!
そのあと、
山荘前のテラスでぼーっと景色を眺めたり、昼寝したり。
「こりゃ最高の気分やわ」
こちらの山荘も混んでいて「ふたりでひとつの布団」システム。
しかも風呂に入れないから汗臭い!!
山の上でこんな豪華なごはん食べられるなんてありがたいですね。
ちなみに宿泊費はどこも2食付きで1万円前後です。
4日目の朝、残念ながら今日は曇りの予報。
一応、ご来光を見るために早起きしましたがこのとおりです、残念…
今日は上高地まで一気に下山します。
下りにはめっぽう強い僕です。
相方「ペース、速くない?」
僕「いや、こんなもんでしょ?」
ふたりで山に登りますと、
いつも、相手のありがたさを痛感します。
もちろん、一人で登れなくもないけれど、
助け合ったり、励まし合ったり、
絶対、二人のほうがいい。
つらいことは半分に、嬉しいことは2倍に。
登山だけじゃなく、
人生をシェアするというのはそういうことかもしれません。
7時間半かけて上高地に戻ってきました!
もう足はガクガクですが、兎にも角にも、無事下山できてよかった。
平湯温泉~!頑張った自分たちにご褒美です。
「うぎゃあ、足が!足が!」
「我慢なさいわっ!」
こんなふうにして、今年の夏休みは終わっていったのでした。
おしまい。