おはようございます、バラナシの朝です。
視界ほぼゼロの濃霧です。
犬と相方さん。
この霧では朝日は無理かもしれませんが、
とりあえずガンガー沿いのガートを散歩することにしました。
人の良さそうなおばあちゃんから、ガンガーに浮かべる花を買いました。
ひとつ100ルピー。
あとで知ったのですが相場は20ルピーなのやそうです。
なんと5倍!!くそっ!ババアめっ!!
いや、でもええのんです、お布施やと思えば。
たかだか数百円やないですか。
祈りを込めて、ガンガーに花を浮かべました。
これもあとで知ったのですが、
普段、この界隈はボートの強引な客引きでワヤクチャになるそうです。
ところが、そんな姿は何処にも見当たりません。
どうやら政府が大型客船を導入して観光客を誘導する計画らしく、
個人でやってるボート乗りにとっては死活問題で、
政府のやり方に反発してストライキをしているのだそうで、
なんとも世知辛い話です。
ゆっくり静かにガンガーが眺められたので、
僕らにとっては良かったのかもしれません。
けれど、大型客船が行き交うガンガーって味がないなあと寂しい気もしますね。
相方さん、お土産を買いました。
これ、玄関に吊るすのやそうです。
牛。
そして、ガネーシャ。
マニカルニカーガートに来ました。
数あるガートの中に2つある火葬場のひとつです。
霧で諦めてたんですが、
念願だったガンガーの朝日を見ることができました。
もう、感動とかそういうんじゃなく、
それはもう「無」というか、
ただただ昇る朝日をじっと眺めていました。
パワー満タン。
みんなここに人生をリセットしに来るのが分かる気がします。
相方さん、ガキんちょにカツアゲされてます(笑)
いやあ、朝っぱらから歩いたら腹減ったなあ。
つーてゲストハウスに戻り、朝ごはん。
朝からスパイシーなのはしんどいので、トーストをいただき。
さて、今日は車をチャーターしてバラナシ近郊を巡ります。
約束の時間に30分送れて、運転手登場。
「インドやわ、まさに期待どおりのインドやわ」
ドゥルガー寺院(中は撮影不可)
なんとかっていうモスク(名前忘れた)。
カーシー・ヴィシュヴァナート寺院。
ラームナガル城。
特にスゲー!というものはなく。
というか、渋滞に疲れた…
これならガンガーをぼーっと眺めてたほうが良かったねなんて言って。
午後はメインガートから南のガートを端っこまで攻めたいと思います。
ガートというのは水にアプローチする階段のことです。
ここバラナシでは84のガートが連なっており、
メインガートはそのほぼ真ん中に位置するというわけです。
ガンガー沿いにえんやこら南へ。
そして、牛。
最南端、アッシーガートに到着!
そしてオートリキシャでメインガートまで。
晩ごはんはマサラやらナンやら。
そして、ゲストハウスの屋上レストランで、
ビールで乾杯という、なんとも素敵な1日でした。
(つづく)