さらば、僕らの初代トレッキングポール。

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山の思い出、ということで言えば、

枚挙にいとまがないわけです。

 

初めて登った白馬岳(しろうま)で見た朝日、

その感動からすべてが始まって、

奥穂(おくほ)、槍(やり)、北岳など、

頂上でふたりでハイタッチしたり、

台風で途中断念したり、

でも、ふたりで登る山は格別に楽しい!

 

そんな十数年、ずっと支えてきてくれたのが、

mont-bellのトレッキングポール(左)でした。

このポールがなかったらたぶん生還できてなかっただろうなってくらい。

脚力も技術もない僕らにはなくてはならないものでした。

 

ところがこのところ、

あまりに体重をかけたりしたせいでしょう、

ポールに不具合が発生し、

今年の夏山に向けて、

ふたりでお揃いの新しいの(右)を買ったというわけです。

 

十数年、使ってきた愛着のある道具なので、幾分、寂しくもありますが。

 

相方さんが、

「死んだら棺桶に入れてくれ」というので、

それまで大切に保管しておこうと思います。