2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
郷ひろみの歌で「会えない時間が愛育てるのさ」なんてフレーズがあるけれど、逆にいつでも会える、何の障害もない、という状況のもとでは愛は育たないんじゃなかろうか、と、最近つくづく思うわけです。 本日、相方出張中につき、ひとりで迎える休日の朝。 …
コーヒーがなにより好きな僕と、酒がなにより好きな相方が、深夜眠れないからとファミレスに行くとこうなる。かたやコーヒーとスイーツ、かたやワインにつまみ。 「寝る前にコーヒーって、眠れなくならん?」 「この時間からワインって、ふつう飲めんでしょ」…
鍋とワイン。 相方がぼそっと「俺ら、幸せなほうだよな、ゲイにしては」と言う。 「どったの、急に?」 「いや、なんでもね」 それが幸せをしみじみと噛みしめている感じじゃなくて、たそがれた感じだったから、その言葉の真意を聞けなかった。 なんだろ、こ…
週末、相方と箕面の滝に行ってきた。10年ぶり2度目。20年ちかく付き合っていると、近場の観光地とか一度は行ったことあって、行き場に困る。そういやこの先、昆虫館あったよね、とか。まあ、それでもマイナスイオンに癒されたから、行った甲斐あったけ…
今夜オリオン座流星群が見えるってんで、ふたりで夜空を眺める。 けれど、この町は明るすぎて、星ひとつ見えやしない。 「こりゃだめだね」 「ん、月しか見えん」 そのまえに、そもそもオリオン座ってどっちの方向だっけ?
今年もあと2か月ちょい、相方と正月恒例タイ旅行について話し合う。さてタイのどこに行きましょうや。パタヤは色狂いのホモと中国人がうじゃうじゃだからパス、サメット島は行き過ぎて飽きたし、プーケットは騒々しい。うーんどうしようか。なんて侃々諤々…
仕事帰りに相方と待ち合わせて一杯ひっかける。 ことし初のサンマ。 一緒に暮らし始めて、春、夏と過ぎて、季節はもう秋だなあ、なんて時の早さにセンチメンタルになるも、食べ始めたらあまりの美味さに安っぽい感傷、完全ぶっとぶ。 「あ、うんめ」 「こり…
100%主観を取り除いても、よその子よりも百倍かわいいと思う。 うちの甥っ子。 「ねえねえ、ニンニンジャーやろ!」 「よしはい、ニンニンジャー!!」 なんつって、甥っ子に教えてもらった決めポーズをやってみる。 こんなキャラじゃないんだけどなあ、…
相方と『旅猿』の「久慈・あまちゃんロケ地巡り編」のDVDみてたら、逆に『あまちゃん』みてみたいよなーって話になって、今さら感ハンパないのを百も承知で、毎晩、寝る前にあまちゃん上映会。 「これ、おもろいわ」 「やっぱ流行ったものって、流行るだ…
うちの会社は11月が人事異動の季節で内心ハラハラしてたのだけれど、このぶんだと今年は何事もなさそうでホッとしている。けれど、それなりの規模の会社の勤め人である限りいつかはくるXデー。今年はなくても来年は転勤かもしれない、来年はなくても再来…
久しぶりに休日が合って、ふたりで古着屋で買い物。 僕らは音楽の趣味も、映画の趣味も合わないのだけれど、それ以上に服の趣味が合わないので、折角一緒に暮らしているのに、服をシェアするということができない。 だから、不経済ではあるけれど、それぞれ…
相方と居酒屋に飲みに行った。 そのあと、飲み足りないという話になって、昔ふたりでよく行ったバーに顔を出してみた。 「久しぶり、相変わらず仲良いのねえ」 「いやあ、裏では喧嘩ばっかりだよ」 十何年前と一緒の店で、十何年前と変わらない相手と、十何…
ハグやキスがないわけではないけれど、「なにを今さら」と照れくさそうにつきあってくれる程度。セックスに至っては皆無になっている。これが20年つきあったカップルの実情。相方にとって僕は「家族」であり、それになりたがっているのに対し、僕は「恋人…
すこしまえにブログ村に登録してみた。ネットの片隅でひっそりと営んでいたのが、急にアクセス数が増えてびっくりしている。それほど自己顕示欲が強いわけでもないのだけれど、モチベーションが上がらないときは、アクセス数やコメントが背中を押してくれる…
リビングでテレビを見ながら眠ってしまう相方を起こして寝床まで連れていく、というのが、毎晩の流れになっている。「風邪ひくから布団に行くよ」 「わーってる(動かず)」 「ほら、起きて」 「もう、うるさいなあ(動かず)」そのくせ、放っておくと朝に「…
飲みに行くなとは言わない、終電で帰ってきてくれなんて言わない、だからせめて夜が明けるまでに帰ってきてよ、ひとりで朝を迎えるのは悲しくなるからさ。そう言い続けては反故にされ、今に至る。 だから昨日も、連絡もなく午前2時を回ったとき、やばいと思…
今さらなのだけれど、聖☆おにいさんの劇場版を借りてきて、ふたりで観た。 「これって、ゲイ漫画だよね?」 「てか、俺らの生活そのまんま見てるみたいだよね?」 www.saint023.com
「ひとりの夜」にめっぽう弱くなってしまった。遠距離だった8年間、ずっとそれが普通だったのに、たった半年で変わってしまうもんなんだなあ。 相方が出張から帰ってきて、近所の焼き鳥屋で一杯。なあって呼ぶと、なに?と返ってくる、この距離感がありがた…
なんだか、いろんなことに疲れてしまった。 ふと海がみたくなって、列車に乗り込んだ。 けれど、新快速は無情にも須磨を通過してしまい(本気で停まると勘違いしていた)、 気付いたら姫路で、 しかたなく姫路城をみて帰ってきた。 なにやってんだ、俺。