甥っ子とセミ取りをする夏休み。
甥っ子にとっては人生初めてのセミ取りらしく、
「よっしゃよっしゃ、おいちゃんに任せろ」なんて言ってみたものの、
本当はこちらもセミ取りなんて小学校のとき以来何十年ぶり、
ひいいい、気持ち悪いなあ、捕まえたのを素手で触るのやだなあと思いつつ、
けれども、はじめて近くで見るセミにおじけづく甥っ子を前に、
こちらまでおじけづくわけにもいかず、
「ほら大丈夫、怖くないよ。自分からセミ取りしたいって言ってたのにさ」
と、精一杯のやせ我慢。(そして、おいちゃんの威厳、なんとか保つ)
でも、なんか久しぶりに楽しかったな。
日々、仕事やら何やらに忙殺され、
しかも、ゲイとして生きてると、子供と過ごすことなんてそうそうないので、
こういう時間の過ごし方って、いいなあと思ったおいちゃんでした。