立ち止まりたいなあ、という思いが日に日に強くなっています。
これまでの人生を振り返ってみますと、
立ち止まってゆっくり人生を考える暇がなかったといいますか、
浪人することなく大学に入り、そのまま流されるように就職して、
以来、ずっと走り続けてきて、必死に走り続けてきて、
このままだと自分がどんどんと「摩耗」していくような気がしています。
そして、あと何年生きられるんだろうとリアルに考えるこの歳になって、
宿題がひとつもないクリアな頭で残りの人生を考えたい、
これからを生き抜くための力を養いたい、
そう、思うようになりました。
まあ、「甘い」と言われればそれまでで、
今の日本では、40代のキャリアブレイクはあまりにリスクが高すぎますし、
その後のビジョンがあるわけでもないので、
そう簡単にはできないし、しないんですけどね。
最近、そんなことを考えています。
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話は変わりますが、先日、相方に本を3冊プレゼントされました。
本屋に行ったついでに、おまえの本も買ってきたよ、と渡されたのですが、
そのタイトルが「人生の断捨離」だの「はみだす力」だの、
ことごとく「人生本」だったので、
この思い、薄々感づかれているのかもしれません。
相方の洞察力、ひょっとしたら馬鹿にできないかも、と思わなくもありません。