というわけで、槍(3180)を登るのは急遽とりやめて、
目標を双六岳(2860)と三俣蓮華岳(2841)に変更しました。
僕らが登る前日までは快晴だったそうで、
僕らが登った日から狙ったように雨・雨・雨。
僕「雨男っぷり発揮やな」
相方「いやいやオマエの日頃の行いやろ」
と、なすりつけ合いながら双六岳を目指します。
双六山荘から1時間くらい雨風の中を登ります。
相方さん、荒野をゆく。
写真では伝わりませんが、稜線の風に耐えております。
双六岳制覇!視界ゼロではありますが。
こっから三俣蓮華岳に向かいます。
このあたりは野口五郎岳~水晶岳~鷲羽岳~双六岳~槍ヶ岳と続く、
「裏銀座」と呼ばれるコースの一部でして、
上高地からの槍穂ルートに比べると人が少なく、
花が多く、景色もダイナミックで、
結果として来てよかったなあと思ったわけです。
怪我の功名(?)言葉の使い方合ってる?
うわあ、落ちたら死ぬなあ…
三俣蓮華岳制覇!
今回は双六と三俣だけやけど、来年は裏銀座縦走でもしようか。
なんて話をしておりました。
ぶらぶらと双六山荘まで帰ります。
と思ったら、最後に急な登り!(汗)
山荘のテラスでコーヒータイム、とゆう贅沢。
山荘はババ混みで二人でひとつの布団システムでした。
お盆のシーズンはどこも一緒ですな。
明けて4日目、はい予報どおりの大雨!
写真を撮る余裕なく、ひたすら下山。
山に登ると思うのですが、
人はひとりでも生きていけるけれども、
助け合ったり励まし合ったり、
二人のほうが断然いいなあと今回も思ったわけです。
足痛い痛いと言いながら、ご褒美の酒盛りです。
こうして、夏休みが終わってゆきました。
(でも本当は晴れた槍に行きたかったなあ…)