僕は相方の「安らぎ」になれてるだろうか、
そう自問自答する夜更け。
ほっと一息できる場所で、
ありつづけたいとは思ってるんだけど。
とにもかくにも、焼酎が美味しいわん。
僕は相方の「安らぎ」になれてるだろうか、
そう自問自答する夜更け。
ほっと一息できる場所で、
ありつづけたいとは思ってるんだけど。
とにもかくにも、焼酎が美味しいわん。
「俺らは、家族だ」
出張から帰って来た夜、
相方はそう言って、僕を後ろから抱きしめた。
「なんかあったん?」
「んにゃ、機内でいい映画みたんだよ」
海外出張から帰って、
疲れ果てた相方の顔は、
老けたというより、
老いたというほうが似つかわしく、
「久々見たらおじいちゃんなってるやん」つーて、
ケラケラ笑ってしまった。
かく言う僕も、
呑んだくれた次の朝は、やれ、
「どこのクソジジイやねん」などと突っ込まれたりして、
そりゃ四十も半ば、老いますって。
そんなことを言い合える今を、
とても幸せだと感じるこの頃です。
一緒に歳を取ってくってのも、
案外、いいもんです。
相方さんときたら3月は出張続きで、
おおむね家におらず、
こちらとしてはもう、本当に困るわけです。
なにが困るって、
仕事から帰ってからの、心の充電ができない!!
日々のなんでもないやり取りのなかで、
随分とパワーをもらってたんでしょうが、
それが一切なくなるともう、
次の朝、またフルチャージで頑張ろう!
なんて全然ならなくて。
日々、生命力が弱ってゆきます。
早く日常に戻りたいものです。
この歳になると、
「ハンドルの遊び」のようなもの、
の大切さがよくわかる。
この歳になると、
正論がイコール、
正解ではないことがよくわかる。
この歳になると、
大筋が合っていれば、
枝葉末節はどうでもよくなる。
この歳になると、
曖昧なものを曖昧なままにする、
解決方法を覚える。
いいか悪いかは別にして。