いまや僕らの、
GW恒例となった自転車旅。
今年は小豆島一周にチャレンジしてきた。
琵琶湖一周をビワイチ、
淡路島一周をアワイチというように、
小豆島一周をマメイチというんだけど、
マメイチはアップダウンが多く、
獲得標高が1000mを超えるらしい。
果たして僕らは、
無事一周できるのだろうか。
ここは神戸。
大阪から輪行してやってきた。
神戸駅で自転車を組み立てて、
ハーバーランドあたりをぬるっと散策。
神戸三宮フェリーターミナルから、
深夜1時発の夜行便に乗る。
自転車の乗り入れはこんな感じ。
新幹線や飛行機に比べると、
フェリーは自転車旅と相性がいい。
夜が明けてきた。
個室じゃないからあまり眠れない。
(相方は爆睡してたけど)
小豆島が見えてきた。
島ってちょっとテンションあがる。
小豆島上陸!
2泊3日の自転車旅のスタートだ。
小豆島はアートの島でもある。
坂手港のフェリーターミナルもアート作品。
瀬戸内国際芸術祭2013の作品で、
『小豆島縁起絵巻』だそうだ。
小豆島一周は85キロ。
スピード重視のロードバイクの人は、
1日で一周できちゃう距離だけど、
僕らはクロスバイクだし、
ゆるくポタリングするのが好きなので、
のんびり、あちこちに立ち寄っていく。
なんかよくわからないけど、
島にはアートなモニュメントが、
けっこうあって面白い。
瀬戸内国際芸術祭2022の作品、
『オリーブのリーゼント』。
坂手港からちょっと行った馬木の路地にある。
草壁港の手前で朝ゴハン。
島の南側はフラットで走りやすい。
昼間は交通量が多いらしいから、
朝のうちに走れてよかった。
道の駅、
小豆島オリーブ公園にやってきた。
小豆島といえばココっていう、
人気観光スポット。
相方は魔女の宅急便の箒を借りて、
海をバックに飛んでる写真を撮ってた。
いい歳してなにやってんだか。
クロスバイクを置いて、
田ノ浦までの渡し船に乗った。
のわーっ!ええ気分や!!
田ノ浦に二十四の瞳映画村がある。
流石に高峰秀子の世代じゃないけど、
人生で初めて読んだ文学作品が、
なんとなく思い入れがある。
こんな格好で走ってる。
この映画村からすこし歩いたところに、
ホンモノの分教場があるらしいのだが、
十分に雰囲気味わえたから、
そっちは割愛。
ノスタルジック、その①。
ノスタルジック、その②。
ノスタルジック、その③。
醤油ソフトクリームがめちゃ美味かった。
塩キャラメルみたいな味。
渡船でまたオリーブ公園に戻る。
サイクリング再開。
本来は国道436をまっすぐ行くんだけど、
アート作品を目当てに寄り道して、
三都半島をぐるっと周る。
アップダウンが結構ハードだ。
ギアを一速にしても足がパンパン。
瀬戸内国際芸術祭2022作品、
『ダイダラウルトラボウ』。
あまりにカッコよかったから、
相方とめちゃ写真撮った。
こちらも同年の作品『舟物語』。
静かだし海が綺麗だし、
寄り道して三都半島まわってよかった。
2022作品『ヒトクサヤドカリ』。
本当の意味で宿を借りてるね。
半島はずっとアップダウンの繰り返し。
海沿いの集落を過ぎて、
強烈な斜度でいきなりこの高度。
ただ、峠からの眺めは最高だ。
御朱印をもらいたかったけど、
誰もいなかった、残念。
蘇鉄で有名な寺なのだそうだ。
小豆島といえば素麺。
市販されてない生素麺を食べた。
モチモチで美味かった!
半島付け根にある、
道の駅小豆島ふるさと村で食べられる。
小豆島唯一の街、土庄に着いた。
どう見ても川だけど海なんだそうで。
世界一狭い海峡、土渕海峡。
土庄の「迷路のまち」を散策。
誰しもがここで撮影する有名スポット。
西光寺をお参りした。
御朱印も書いてもらえた。
心が洗われる。
エンジェルロードにやってきた。
干潮時にだけ道ができて、
大切な人と手を繋いで渡ると、
願いが叶うのだそうで。
ヤンキー家族の多さに圧倒される。
相方「なんかここだけ属性変わるよな?」
宿でチェックインを済ませ、
予約していた居酒屋さんで晩餉をいただく。
体を動かして汗かいたあとの、
ハイボールはほんま格別やわ、まじで。
幸せ気分で1日が終わる。
〆の小豆島ラーメン。
テラス席で海を見ながら食べられる。
素敵すぎる。