ゆるポタ2日目、
広島県の呉に向かう。
朝、天気は雨、天気予報もずっと雨。
朝ごはん食べて、慌ただしく出発。
朝イチのフェリーの時間に、
間に合わなくては。
旅館のある大山祇神社から、
大三島南端の宗方港までおよそ10キロ。
雨の中、えんやこら、
アップダウンのある道を急ぐ。
雨がやんできた。
8時50分の岡村島行きに間に合いそう。
無事、宗方港に到着。
郷愁、瀬戸内らしい風景が広がる。
本数が少ないのと、行き先によっては、
自転車の台数制限がある船もあるらしいから、
フェリー乗る人は気をつけて。
フェリーでおよそ20分。
とびしま海道の起点、
岡村島が見えてきた。
岡村島に上陸。
しまなみ海道のように観光化されてなく、
本来の瀬戸内の風景が広がる。
ゴールデンウィークだというのに、
サイクリストも数えるほどだった。
地元の神社にお参りしてみた。
車も自転車もほとんど通っておらず、
めちゃくちゃ静かだ。
とびしま海道は、
ひとつひとつの島がコンパクトで、
走ってるとすぐに次の橋が見える。
走り始めて数十分で、
とびしま最初の岡村大橋が見えてきた。
岡村大橋を通過。
愛媛と広島の県境なんだそうで、
ここから広島県だ。
ここで記念撮影する人、多いんだって。
YouTubeの動画でやってた。
大崎下島に上陸した。
ちょっと最短ルートをはずれて、
御手洗(みたらい)の集落にやってきた。
この灯台が、
とびしま海道のシンボル的存在。
ここ、御手洗は、
伝統的建築物の保存地区になってるらしく、
見どころの少ないとびしま海道にあって、
唯一の観光スポット。
確かに、
いつかの時代にタイムスリップしたような。
そして、このあと、
延々続く海沿いの道を走る。
このロケーション、本当に気持ちいい。
ようやく豊浜大橋が見えてきた。
橋の手前の急な登り坂。
豊浜大橋通過して、豊島に上陸だ。
歩道からすぐ下に海が見える。
加えて、柵が低いから結構怖くて、
内ももがゾワゾワってなる。
なんでもない風景が絵になる。
この豊島も平坦で海沿いの道が続く。
相方さんも、
素朴だし、走りやすくていいなあって。
豊島大橋が見えてきた。
この橋の手前の登りが、
とびしま海道で一番キツかった。
ミカン畑が広がっていて、
ちょうどこの時期は花が咲いていて、
めちゃくちゃいい香りがする。
ここまで高度を上げてきた。
キツすぎて、最後、ずっと歩いてた。
豊島大橋通過。
上蒲刈島に上陸した。
浜で小石を投げてみたり。
相方さんは小石跳ねさせるの、
めちゃ上手い。
採石場かなんかですかね、
めちゃくちゃでかいクリフがあった。
とびしま海道唯一の道の駅、
であいの館。
道中、ほぼ、ここくらいしか、
こはん食べられる店がありません。
蒲刈大橋、通過。
最後の島、下蒲刈島に上陸した。
これで、
とびしま海道が終わると思うと、
なんだか名残り惜しい気分。
ラストブリッジ、
安芸灘大橋を渡って、
そして無事、仁方駅にゴールイン!
仁方駅で自転車をバラして、
JR呉線に乗り込む。
呉駅に到着した。
駅前のスーパー銭湯、
スパソラニ大和温泉の宿泊コースで一泊。
ラブボみたいに部屋が広くてキレイ。
普通のホテルより断然いい。
デカい自転車も問題なく置けた。
相方さんが予約してくれた、
カジュアル割烹の店で晩ごはん。
とにかく、
今年も無事ゴールできてよかった。
毎年、毎年、サイクリングしたり、
山に登ったり、海外旅行したり、
相方さんといると、
一緒にやりたいことが次々と生まれて、
本当に楽しい。
幸せ者ですな、俺は。
翌日、広島経由で大阪に帰った。
めちゃくちゃ雨が降ってた。
初の新幹線輪行もこの通り。
最後部の特大荷物スペース付きの席で、
なんとか人様に迷惑かけずに帰れた。
でもサイズギリギリだったから、
次は3列席取ったほうがいいかも。
こうやって、
僕らのゴールデンウィークは終わった。
大阪に帰って、
次は何処に行こうかって話してる。