ぐっじょぶ!!

f:id:teineinikurasu:20170528231556j:image

 

先日、友人のSちゃんに、

40代をひとりで生きていくツラさというものを、

こんこんと説明されたらしく、

それ以来、相方が僕にすごく優しい。

 

コンビニで買った袋を「重いだろ?」って持ってくれたりして、

露骨に、大切にしてますアピール。

 

内心、「Sちゃん、ぐっじょぶ!!」って思っている。

 

青ざめながら必死に取り繕うという始末。

f:id:teineinikurasu:20170526214131j:image

 

いつも行く近所の焼き鳥屋で、

 

ついつい、

友人同士という「設定」ではあり得ない、

ふたりが付き合っていて一緒に住んでいないと、

絶対出てこないようなフレーズを、

ぽろり、口走ってしまった。

 

当然、店の大将は「ん?」となり、

相方には目で殺され、

僕は青ざめながら必死に取り繕うという始末。

 

素性を隠しながら生きるのってホント、厄介。

 

ちゃんと俺のオムツ変えてくれんの?

f:id:teineinikurasu:20170525134445j:image

 

父親の手術が終わって、ひとまずほっとした。

病院の帰りに相方と待ち合わせて、軽く一杯。

話はどうしても歳をとってからの話になり、

 

相方:「ちゃんと俺のオムツ変えてくれんの?」

僕:「んー、オムツは考えるけど、死に水は取るつもり」

相方:「先に俺が死ぬこと前提かよ」

 

僕が気が弱いのは父親譲りだと。

f:id:teineinikurasu:20170522163002j:image

 

僕が気が弱いのは父親譲りだと、

物心をついてこのかたずっと思ってきたけれど、

 

手術に向かう父親はとても毅然で、

命にかかわる大手術だと本人もわかっているはずなのに、

「ほんなら行ってくるわー」言うて、

きっと強がりなんだろうけれど、

それはまるでオツカイにでも行くような軽さで、

まだまだこの人には敵わないナアなんて思った。

 

ひとまず、手術が無事成功してよかった。