正月からこのかた酒びたりの日々です。
ふたりでいても別段することがないので、
そんじゃまあ今日も、
ちょいと飲みに行きますか、となるわけです。
いささか疲れ気味です。
完全に自業自得なわけですが。
正月からこのかた酒びたりの日々です。
ふたりでいても別段することがないので、
そんじゃまあ今日も、
ちょいと飲みに行きますか、となるわけです。
いささか疲れ気味です。
完全に自業自得なわけですが。
人にどう思われるかとか、
どう評価されるかとか、
嫌われるんじゃないかとか、
見下されるんじゃないかとか、
そういうのが、
次第にどうでもよくなってきた。
それに何の意味もないことに、
この歳になってようやく気づいたってわけだ。
人様のために生きてるわけじゃないし、
なにより人生は思ったより短い。
他人の目を気にしながら生きる余裕なんて、
本当はどこにもありゃしないのだ。
「もっと自分本位で生きる!(特に仕事)」
これ、僕の今年の抱負。
天神さんのおみくじ、今年も大吉だった。
イタリアであれだけトラブル続きだったのに、
え?あれで大吉なの!?と思わなくもないけれど。
因みに相方さんは吉だって、ククッ、勝った(笑)
4日目の朝、アカデミア美術館です。
ここも人気の美術館ですが、
朝イチ予約なら待ち要らずで静かに見学できます。
奥にでで~んとザ・本物ダビデ像!!!
「おおっ!すげえ存在感!!」
前から。
横から。
後ろから。
そして本物ダビデのリアルチン○。
やっぱり包茎ですね(笑)
でも勃起時の膨張率を考えると、
それなりの代物じゃないかい?つーて、
ふたりでバカ話をしとりました。
ほかにも彫刻、絵画がいっぱいあります。
楽しかったフィレンツェ、めちゃくちゃ素敵な街でした。
この街を離れるの名残惜しいね、とか言いながら。
フィレンツェの中心駅、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅。
ここからイタロで、ローマに向かいます。
イタリア高速鉄道はトレニタリア(旧国鉄)とイタロ(私鉄)がありまして、
同じ線路をふたつが走ってるというわけです。
てか、イタロめちゃくちゃカッコいい!
およそ1時間半でローマ・テルミニ駅に到着。
やっと着いたねって安堵してたのもつかの間、
このあと僕ら史上最大のトラブルが発生します。
なんと予約してたホテルが閉鎖してる!!!
詳しいことは分かりませんが、
張り紙を読む限り、夜逃げみたいな感じらしく、
「これどうするん? 」「ローマでまさかの野宿?」
つーて途方に暮れるふたり。
結局、agodaで急遽、近くのホテルを取り直しました。
テルミニ近辺の割安ホテルにかろうじて空きがあり、
ギリギリ野宿はまぬがれましたが、まじで焦った。
(支払ったホテル代は泣き寝入りですが…)
気を取り直してローマの街を散歩します。
ローマの休日でおなじみ、スペイン広場。
オードリーヘップバーンがジェラート食べてた場所ですが、
今はジェラートも座り込みも禁止らしいですよ。
なんだ、この人だかり!
フィレンツェも多かったけど、ローマも観光客多すぎ!
でもそれだけ魅力的な街並みであるのも確かで。
トレビの泉!
ここも人がうじゃうじゃで遠巻きから写真撮るのが関の山。
いつもの。
予約してたオステリア、「ピッコロ・アランチョ」。
イタリアのお店はいちいちカワイイの、まじで。
リストランテ>トラットリア>オステリアといった感じでしょうか。
つまり、一番カジュアルな大衆食堂といった感じです。
イタリアのカルボナーラは日本のそれよりパサパサしてます。
それはそれで美味しかったです。
ワイン飲んでほろ酔いで、
街をぶらぶら歩きながらホテルに帰りました。
おはようございます、ローマの朝です!
今日は日本で予約したバチカンツアーに参加します。
バチカンは美術館にしろ大聖堂にしろ、
3~4時間待ちの長蛇の列に並ばないと入れないのですが、
ガイドつきツアーだとスキップできるっていうんで参加したのですが、
たしかに長蛇の列を横目に、待ち時間なく入れました。
日本人ガイドのおばちゃんがいい味を出してました。
話はおもしろいし、ガイドもしっかりしていて、
相方さんと「ツアーに参加してよかったね」っつーて。
それにしても、豪華絢爛。
大迫力の感動ものだったんですが、
独占撮影権が日本テレビにあるらしく、撮影は厳禁なんだそうです。
こうゆう壁画がででーんとありました。
おおー!すげー!!なんかもうスケールが違う。
この大聖堂は当時、借金しまくって作ったらしく、
債務を返せなかったため、お金の代わりに「免罪符」を発行し、
のちにルターの宗教改革へと繋がっていったそうです。
とどのつまり、身の丈が一番ってことですな。
今年も相方さんと素敵な正月を迎えることができました。
今年で丸24周年、そして25年目に突入します。
もう、恋人なのかカップルなのかパートナーなのか、
自分でもよくわからない立ち位置ではありますが、
こんなふうに、いつまでも隣に居てくれることに感謝。
「来年はどこにいく?」
「来年もイタリアがいいね、今度は南イタリアとか」
「去年もインド行ったあと来年もインドだって言ってたよね(笑)」
そんなふうにして、僕らのイタリア旅行が終わっていきました。
(おしまい)
さて今日は大晦日。
ディナーは予約してたリストランテ、「ダ・リノ」へ。
この店は日本人客が多いらしく、日本語メニューもあります。
(実際、客の半分くらいは日本人でした)
フィレンツェのあるトスカーナ地方は、ステーキが有名だってんで。
まあ、日本のステーキと味はそれほど変わりませんが。
街角でこんなお土産みつけました。
やっぱりどこの国でも考えることは同じようです(笑)
さて2019年が終わります。
ドゥオモ前の広場で新年のカウントダウン。
今年も相方さんと仲良く暮らせたことに感謝。
そして、2020年もどうぞ宜しくお願いしますね。
あちこちで花火やら爆竹やら。
そんなふうにして、新しい年があけました。
明けましておめでとうございます。
フィレンツェの元日です。
みんな夜中まで騒いでたので、朝はめちゃくちゃ静かです。
街のあちこちにこうゆう像が立ってるのがイタリアっぽいですな。
やっぱり包茎でした(笑)
1月1日、ここフィレンツェでは、
美術館などほとんどが閉まってまして、
特にあてもなく街をぶらぶら。
サンタクローチェ教会。
英語読みだとサンタクロースなんでしょうね、たぶん。
フィレンツェの街はそれほど大きくないので、
旧市街ならバスやタクシーを使わなくても歩いて行動できます。
ミケランジェロ広場に来ました。
小高い丘の上にあるので市街を一望できます。
ベッキオ宮殿とドゥオモが丸見え。
いちおう、いつもの。
冬のフィレンツェは予想外に寒いです。
しかも底冷えするっていうか、じんわりと寒い。
ピッティ宮殿やってきました。
元旦は休みなので、宮殿自体に入るのはできないのですが、
庭園は開いてるらしく。
ここのチケット売場の職員は要注意です。
日本人とわかると、釣り銭をわざと間違えて渡してきます。
ここにも立派な彫刻が置いてます。
いつものようにサイズを確認。
うーん、もげてる…
こちらも拝見いたしましょうか。
うーん、もげてる…
もげてる…
庭園はこんな感じです。
入場料が高いわりにあまり見るものはないかも。
トスカーナ地方っぽい風景は見れますが。
街のいたるところに教会があり、
観光客が自由に入れるところもあります。
ガイドブックに載ってないような教会でもこのとおり、
雰囲気がなんとも厳かですな。
正月は閉まってる店が多いと聞いてたんですが、
けっこう開いてるお店も多くあり、困りませんでした。
昼間っからおとそ気分でワインいただき。
ラザニアとビーフシチュー。
シチューってただの煮物なのね、日本のイメージとは大違い。
夜になりました。
通りは観光客で溢れかえってます。
フィレンツェはほんと、観光客が異常に多い。
予約していた「ククリア・リストランテ」。
女子(と一部のゲイ)が好きそうな、カワイイお店です。
実際、僕らの以外にもう一組、イタリア人ゲイカップルがいました。
ワインばっかり飲んでますな。
しかも決まって僕が赤で相方さんが白。
アボガドロール、かわいい~!
リゾット、かわいい~!
つーて、中年おっさんふたりして、
女子のようにときめいておりました。
今日のメインイベント、教会オペラコンサート。
クラッシック好きな相方さんへのプレゼントです。
知ってる曲が多くて迫力満点で大感動。
最後、アンコールでめっちゃ盛り上がりました。
僕はクラッシックに明るくないので、
横で相方さんにいろいろ解説してもらいました。
相方さん、この旅でいちばんよかった~と言うてはりました。
喜んでもらえてよかった。
なんか、夢心地なひとときです。
まるでおとぎ話の世界にいるような。
ほんと、フィレンツェ来てよかった。
(つづく)