毎年恒例となっている正月の海外旅行。
今年はイタリアに行ってきました。
僕にとっても相方さんにとっても人生初ヨーロッパです。
年末年始のオンシーズンにヨーロッパなんて、
貧乏性な僕らの経済感覚ではありえない選択なわけですが、
死ぬまでに一度は行っておきたい!ということで、
老い先短い中年カップルの「清水の舞台」的大奮発なわけです。
というわけでいつものだらだら旅行記です。
関空からイタリアは直行便がないんですよね。
なので、まずはエールフランスでパリへ。
のっけからルンルン気分を吹き飛ばすトラブル発生!
搭乗したものの尾翼の調整とかで、
いっこうに飛行機がとばず、大幅ディレイ。
結局シャルル・ド・ゴール空港でのトランジットに間に合わず。
ギャ~もう最悪や~、つーて、
相方さんとふたりで慌てふためくハメに。
たまたま最終便があいてて乗れることに。
「もうこんなハラハラすんのイヤやっ!」
無事、その日のうちにフィレンツェ到着!
なにはともあれ、無事着いてよかった。
夜遅くにも関わらず、ボンジョ~ルノ♪つーて、
ホテルのスタッフがご陽気な感じで出迎えてくれました。
部屋はこんな感じ。
お世辞にもお洒落ではありませんが、
このホテルにしたのは理由がありまして、
30歩でドゥオモという立地!!(笑)
すげー!でけー!かっちょえー!
つーて、ふたりして大感動!!
もうこれだけで、来てよかったわん。
街はクリスマスイルミネーションでキラキラでした。
街並みも、なにもかもがカワイイ!
うおお、ヨーロッパ来たでえ!って感じです。
この日はホテルの近辺を散策するだけで、
てんやわんやの1日目が終わりました。
おはようございます、
旅行2日目、フィレンツェの朝です。
これはベッキオ宮殿。
ダビデ像のレプリカ(偽物)が立ってます。
ゲイのはしくれですので、
一応、ありがたく拝んでおきました(笑)
僕らにとってチン○は神様ですから(笑)
ウフィツィ美術館です。
開館前にも関わらず、すでに長蛇の列。
あまりに人気すぎてオンシーズンは、
予約してないと2~3時間待ち当たり前だそうです。
予約の威力すげえ、定刻に入れました(笑)
「用意周到!オマエえらい!」
つーて、初めて相方さんに誉められました。
朝一番の時間帯で予約したので、
美術館ほぼ貸し切りという贅沢。
人が来ないうちに、
この絵がね、ずっと見たかったんです。
「東方三博士の礼拝」、未完の傑作です。
10分くらい見とれてました。
こちらもダ・ヴィンチ、「受胎告知」。
ちなみにダ・ヴィンチって「ヴィンチ村の」って意味らしいですね。
ヴィンチ村のレオナルドさん。
なのでレオナルドと呼んであげるのが正しいそうです。
これはミケランジェロの「聖家族」。
この人、イケズなホモだったってんで有名ですね。
これ、なんだったかな、有名なやつ。
でた!ヴィーナスの誕生!
そしてこちらでも拝んでおきました(笑)
相方さん曰く、
昔からデカマラというのは、
インテリジェンスのないバカの象徴らしく、
こういう神聖な彫刻というのは、
サイズ小さめに作られるそうです。
「どの作品が一番よかった?」
相方さんはミケランジェロ推し、
僕は断然、ダ・ヴィンチの東方三博士でした。
ウフィツィ美術館を出て、街を散策します。
アルノ川沿い、ベッキオ橋が見えます。
路地がね、どの路地もめちゃくちゃカワイイんですよ。
イタリアらしくエスプレッソ。
うおっ!これはとてつもなく苦い!!
イタリアはスリが多いよって聞くんで、
怪しそうな人にだいぶ注意しもって歩いてます。
旧市街は観光用の馬車がけっこう走ってます。
イタリアらしく、ジェラートいただき!
さすが観光の街ですね、人がうじゃうじゃ。
午後はドゥオモ周辺を見学します。
まずは並ばなくても入れるサンジョヴァンニ礼拝堂。
神曲のダンテが洗礼した場所らしいです。
さて、いよいよドゥオモの中に入るわけですが、
最後尾はいったいどこよってな具合に長蛇の列。
ここでも威力発揮!
クーポラ(てっぺんのとこ)に登るのは有料・完全予約制なんですが、
その予約さえしておけば定刻どおりに入場できます。
中はこんな感じ、荘厳ですな。
クーポラに登る階段。
映画「インフェルノ」にも出て来た天井画。
めちゃめちゃ階段を登って、
息が切れて「もうムリっ!」って頃にようやくクーポラ到着!
まじで最高の景色や!
いやほんと、来てよかったな!
(つづく)