久しぶりの東京。
十数年ぶりの古い友人に会ってきた。
この年だもの、見た目も中身も、
お互い人生の年輪を感じて笑えた。
残りの時間は、ぶらりひとり旅。
都内の寺社や皇居を散策してきた。
それはそれで、案外、楽しかった。
まずは東京駅。
外国人旅行客でいっぱいだった。
丸の内を抜けて皇居へ。
銀杏並木が鮮やかな黄色だった。
二重橋から日比谷を抜けて新橋へ。
ブラタモリみたいに歴史散歩。
日比谷あたりは昔、入江だったらしい。
ちょっと時間があったので烏森神社へ。
御朱印男子的にはマストの立ち寄りスポット。
若い人は知らないと思うけど、
椎名誠の「新橋烏森口青春篇」を思い出した。
あの世界観、好きだったなあ。
新橋の電通四季劇場−海。
「アラジン」をみてきた。
ずっと前から見たかったんだ。
シンプルにめちゃくちゃ面白かった。
帰りに浜松町の増上寺に寄ってみた。
ここでも御朱印いただいた。
何度みても東京タワーは感動する。
一周まわって、こういう定番が、
一番面白いということに気づく世代。
予約したホテルのある浅草にやって来た。
スカイツリーってやっぱでかい。
この日はひとり居酒屋で酒を飲んだ。
東北に出張中で、
同じくひとり居酒屋中の相方さんとLINEで、
どっちのご飯が美味そうかを自慢をし合い、
勢いでゲイバーに行ってみたけれど、
常連さんばかりでこれといって楽しめず、
夜の浅草寺をぶらり徘徊して1日目終了。
以前も来たことあるけど、
浅草寺のライトアップ、まじ綺麗。
2日目は古い友人と一緒だったので割愛。
そして3日目、柴又帝釈天。
今回4つ目の御朱印をいただいた。
神田まで戻ってきて、
御朱印はスタンプラリーじゃないんだ!
という声もあることは知っているけど、
法然が、念仏すれば救われると説いたように、
信仰のかたちは人それぞれで良い。
「小乗」だけが答えではないと思うわけだ。
そして6つ目、飯田橋の東京大神宮。
縁結びの神様だからか、女子率高くて、
おじさんは怖気づいてしまった。
飯田橋から九段下まで歩いてきた。
ここは靖国神社。
特に右寄りというわけでもないけれど、
英霊たちに感謝の気持ちを。
顔も見たことないけど、
おじいちゃん戦死してるから、
ここに眠っているのかも。
一応、遊就館。
世界情勢が不安定な中、
第三次世界大戦はもうすでに始まっている、
なんていう論説もあるけれど、
日本が二度と戦争に巻き込まれないことを願う。
皇居、というか江戸城跡を突っ切って東京駅へ。
天守跡とか本丸御殿跡とか、超絶面白かった。
そんなわけで、東京二泊三日ひとり旅も終わり。
ことあるごとに相方さんから連絡が入るので、
ひとりでも全然寂しくなかった。
お互い家に帰って土産交換。
相方さんの東北土産は将棋の駒の形をした、
カップ麺の待ち時間のフタ(なんじゃそりゃ)。
僕からの東京土産は、
皇居で買った皇室カレンダーで、
右寄りの相方さんはいたく気に入った様子だった。