具、少なくね?

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駅前のお店を絶賛開拓中の僕らですが、

たまに店選びに失敗してへこたれます。

昨日もスペインバルに行ってきたわけですが、

 

相方「味はいいけど、具、少なくね?」

僕「値段と釣り合ってないよな、完全に…」

 

つーて、

完全に打ちのめされて帰ってきました。

 

帰り道、

「値ごろ感ってやっぱ大切! 」とかあれこれ文句言いながら。

 

かつて恋人同士だった僕らは。

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職場の健康診断があるっていうんで、

相方が検便について僕に訊いてくる。

 

「こんな感じでええんかいなあ?」

「それ入れすぎたらあかんねんよ」

「え?そおなん?」

 

かつて恋人同士だった僕らは、

いま、完全に恥じらいも外聞もなく。

 

ほら、言わんこっちゃない!

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違い、ということでいうと、

 

僕は身の回りも、仕事も人間関係も、

極力シンプルにしたがる性格で、

あってもいいけどなくても大丈夫なものは、

極力捨てて、本当に必要なものだけにしたいのだけれど、

 

相方は細々したものをいっぱい抱えておきたい人で、

その相違にどきどきイラッとすることさえある。

 

こないだも妹さんの亡くなった旦那さんの遺品だっていうんで、

革靴を持って帰ってきた。

「これまだキレイだし使えるから」というのだけれど。

 

「いやいやホントに人様の靴を履くの!?」

「だって捨てるのもったいないでしょうがね」

「ただでさえ玄関が靴で溢れかえってるのに!」

 

という小競り合いがあって、

結局、数週間たった今もまだ紙袋に入ったまま玄関に放置されている。

 

「ほら言わんこっちゃない!」

 

年寄りの昔語りほどくだらないものはない。

懐メロ番組を観ながら、

ど~こへでも~♪つって、

相方さんと安室奈美恵を合唱する夜更け。

僕も相方もめっちゃ好きってわけではないけれど、

それでもあの頃の歌は全部歌えるから不思議です。

 

『Don't wanna cry』が1996年。

僕らが付き合い出した年でもあるので、

二人で歌ってたら、

記憶がよみがえって懐かしい気分になりました。 

夢も希望もないけれど、

歴史だけはあるんです、オッサンたちには。

 

当時はポケベルでやりとりしてました。

授業終わりに電話ボックスに駆け込んで、

相方さんにせっせとメッセージ打ってましたよ。

「コンバン、イッテイイ?」とか。

 

そんな時代でした。

あれから22年。

まさかね、22年後に相方さんがまだ隣にいて、

一緒にアムロを歌ってるなんて(しかもバカみたいに)、

当時の僕は予想すらしてなかっただろうな。

 

 

なんだかスミマセン。

年寄りの昔語りほどくだらないものはないと、

わかっちゃいるんですが。

 

人生も半分を過ぎると。

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人生も半分を過ぎると、

もう食べることしか楽しみがないんよ、と、

かつて、オカンが言っていたけれど。

 

このブログが、

外食の画像ばかりなことにぞっとする。

ほかに何かないんかいな。

まあ、それなりに幸せであるのだけれど。

 

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