興味のある映画はだいたい見尽くしてしまった。

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興味のある映画はだいたい見尽くしてしまった。

あとは、

過去に見た映画をもう一度見るか、

さして趣味じゃないものを無理やり見るか、

次に面白そうなものが出てくるまで何も見ないか。

歳を取るというのは、そういうことだ。

 

話は変わるけれど、

いま、相方とゴールデンウィークの旅行の行き先を話し合っている。

とはいえ、2泊3日で行ける場所なんて限られていて、

しかも興味のあるところは、すでに二人で行き尽くしているので、

これがまた難しい。

過去に行った場所にもう一度行ってみるか、

さして興味のない場所に無理やり行くか、

行きたい場所が出てくるまで何処にも行かないか。

 

歳を取ったな、と思う。

 

相方不在の夜はいつもここに来てしまう。

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相方不在の夜はいつもここに来てしまう、

という、中華料理屋がある。

ひとりで入りやすいし、テレビ見ながらダラダラできるし、

美味しいし、ビール飲めるし、煙草吸えるし。

 

お気に入りの餃子(格別に美味い)の写真を相方に送ったら、

「行き過ぎやわっ」て返ってきた。

 

今日は相方のほうが仕事遅いらしく、

終電で帰れたら御の字(おんのじ)らしい。

 

すれ違う最近、

ふたりの時間がほしい。

 

「運命の人」

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仕事から帰ると、すでに相方は布団で眠っていた。

きのう徹夜仕事だったから、よっぽど疲れていたんだろう。

 

その背中を眺めながら、

やっぱり僕はこの人のことが好きなんだな、と改めて思った。

そう、これはただのノロケ話。

 

出会った頃から「運命の人」というわけじゃなかった。

最初は同時進行で付き合ってた。

その二十何年も前の昔話を、今でも茶化されるのだけれど、

それくらい軽い付き合いだった。

けれど時を経ていくうちに、いつのまにか、

相方以外の選択肢はないんじゃないかと思うようになった。

時間が僕らを育てたと言えなくもない。

 

むろん運命なんて、振り返ってみて初めてわかることだし、

一応、現在進行形の僕らなので、今を以てしても、

「運命の人」かどうかなんて、まだわかるはずもないのだけれど、

 

ただの思い過ごしかもしれないけれど、

ややもすると二人は運命なのかもしれないと思っている。

そして相方も同じように思っていてくれたら嬉しい。

あまり自信はないけれど。

 

もちろんこんな話は重すぎるから、相方には言わない。

愛しすぎないように、愛さなさすぎないように、

軽いノリで付き合っていければいい。

けれど今夜は、

相方の寝息を聞きながらひとり過ごす夜なので、

なんとなくこの場所に、この気持ちを書き記しておこうと思う。

 

そんな弱さもひっくるめての相方だから。

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カーテンをあけるとほんのわずかに春の日差し、

今日は2月25日、土曜日。

 

夜おそくまで飲んで帰ってきて、まだアルコールのにおいがする相方から、

掛け布団を引っ剝いで、むりくり仕事に送り出す。

「遅刻するでしょうにっ!今日は大一番の日でしょうにっ!」

 

昔ならば、なんで大切な仕事の前日に飲みにいくねんと、

嫁なりの説教をしたのだろうけれど、

今や、それがどれだけ意味のないことか嫌というほどわかっているので、

もうなにも言わない、そんな弱さもひっくるめての相方だから。

 

夜遅ぉにYouTubeなんぞ見出しよってからに。


タイムボカン 主題歌 op

 

なんやようわからんのやけど、

相方が夜遅ぉにYouTubeで『タイムボカン』なんぞ見出しよってからに、

「見て見て!これ懐かしー!!」なんて、

誘われるがままに引きずられて一緒に見とったら、

案の定の寝不足で。

 

明けて今日の仕事のパフォーマンス低低(ひくひく)で自分でもビビった。